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建設業の総務・経理に携わって、数十年… ”脱どんぶり勘定”を目指す経営者様の補佐役として事業で邁進中。日々の出来事や思いを綴ります。
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35歳の青年が亡くなった。お客様の社長の弟さんという事で通知を頂きお別れの会に参列させて頂いた。

ご葬儀では無くお別れの会。お坊さんも神主さんもいないけど、葬儀会社の方の司会で厳かに執り行われた。

私にとって初めてのお経も神主さんも無い形であったが、考えさせられた事が2つある。

1つはご本人やご家族に檀家となるお寺も無く、葬儀の時だけにわか信者になり、葬儀会社にお坊さんの紹介を依頼、葬儀だけのお付き合いをお願いする。
この事が悪い訳ではなく、これはこれで故人に対するお弔いの気持ちであるので、良い事だと思うが・・・

もう1つ思った事は、ミニオーケストラのプロが演奏をして式の進行の手助けをしていたが、弔辞として故人の友人達がちょっと賑やかではあったが、ロックの演奏があった。決して上手いとは言えないが、心の底から故人に捧げる心の籠った演奏と歌の披露があった、

少なくとも私にはプロの演奏より心に残ったし感動した。

故人を弔い、天国への旅立ちに際してはこの形決して悪くはなく、私にとって初めての経験だったが、非常に心に残ったお別れの会であった。

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今日は私事ですが、数多くのマンションシリーズのライオンズマンションに住んでいます。そこの管理会社のお話です。

地区10年過ぎから大規模修繕工事の提案をしてきます。又将来修繕積立金が不足しますよと啓蒙活動をして修繕積立金の値上げ提案をしてくる。管理組合のお金を預かっている人(財布の中身を知っている人)が時期が来たから大規模修繕工事が必要ですよ。概要はこうですよ。特命受注でお任せ頂ければこんなメリットが・・・・・と提案してくる(素人には内容は分らないし、何億と言うお金は自分のお金と考えていない、理事会の役員には競合入札の意識も無し)日頃から毎月の管理組合の理事会や年に1度の総会の段取り全てお任せの状態に輪番で廻ってきた管理組合の役員も都合が良く高い代価を払っているとも知らず、面倒が無く役員の任期が全う出来る仕組があり、年に1度の総会で問題提起しても、圧倒的多数の理事長への委任票に負け犬の遠吠えの如く・・・・・・・・

私の愚痴ではなく、儲かる仕組み作りに戻ります。このようにお客様の信頼を得て、競合もなく、独占的に商売が出来る仕組みが非常に強い、ちなみにこの管理会社の年商は670億で経常利益が70億と売上の10%強の経常利益率羨ましい程儲かっている訳です。(粗利益10%以下の建設会社もあるのに)

儲からないと言いながらやむなく指示された請金で下請工事や公共といえどガチンコ勝負で最低落札額ぎりぎりで取って利益の出ない工事をしている建設会社も視点を変えて

儲からん仕事⇒儲かる仕事に、どう変えていくか?

此処に社長の努力要点を置いて考えてみてはいかがですか?

沢山儲かっている建設会社も実際にある事は事実です。
年商5億円位の専門工事の新しくご契約頂いた会社さんでの出来事です。

私が、協力業者さんからの請求書を確認中、前月と同じ工事名、同じ内容、同じ金額の請求行を発見!

この会社では既に支払済である。担当者や社長も当然確認して、経理に請求書が廻る決まりです。
仕事を依頼した現場名や内容を確認していても、前月に払ったかどうか迄は覚えていない。

原因は協力業者さんの請求書がエクセルで作成、前月分をコピーして1行ずつ、上の行から書き改める為最後の行を消し忘れた訳だ。当然合計に加算。2重請求で会社からみれば2度払いした事になる。

協力会社もどんぶり勘定の為、この会社から連絡する迄、2度請求に気が付かない

きちんと管理しないとこんなあり得ない話が現実にある訳だ。

又他の事例で経験があるのは、前月繰越の金額と当月請求額の合計金額が請求金額に表示される、請求書の締切日と支払日の日にちのズレで、支払済の前月繰越迄合計して2か月分誤って支払ってしまった会社は経験上あるが、今回の様に相手の請求書の作成ミスに2度払いしてしまった例は初めてであった。

私にとってはお客様にアピール出来た事例に、又存在を初日からみせられて良かった訳ですが、どんぶり勘定の建設業にありがちな事です。
皆さんの会社は大丈夫でしょうね?




安全大会等でよく聞く『ハインリッヒの法則』
労働災害における経験則の1つで、1つの重大事故の背後には29の軽微な事故があり、その背景には300のアカチン災害の事故があると言うお話です。

ビジネスに応用すると、重大な1件のクレーム工事の背後には29件の施工ミス、苦情等があり、更にその背後には300件の不注意によるお客様への迷惑事案等が考えられる。

私の勝手な解釈ですが、手形の不渡事故が1件の重大な事故とすれば、29件の軽微とは言えない、手形のジャンプ、給与の遅配、税金の滞納事例等が発生しており、更にその背後には300件の銀行の約定返済の遅れ、リース料や社会保険の滞納、支払日に振込が出来ない事等が軽微な事故が発生している訳ですが、経営不振の会社でこれらの事態を重く見る方よりも、軽く見る方のが多いと思う。

つまり慣れの恐ろしさである。

経理のミスも含めて、支払日の遅れ、社会保険料やリース料の滞納等300件について重く考えて、対処や起きないような手立て、事前の対応等信用力は会社経営にとって最重要だと思う。

経営者はこれらの事態に神経質になり最新の注意を払う必要があると思う。
WBCの内川選手の走塁ミスについて殆どの方がご存知の事ですが、内川選手のコメント

”僕が全部つぶしてしまった、過去の先輩達にも申し訳ない”

スポーツ紙等では首脳陣のサインを批判する記事も多くあり、私も野球フアンの1人として内川選手のミスを庇う為に”行けたら行け”のサインを出したと山本監督が言いだしたのでは?と今でも思っている程考えにくい作戦だと思う。

その事はさておき新聞記事に内川選手が1軍2軍を行き来していた横浜時代の20代前半は結果が出せないと周りの環境のせいにしていたという。

考え方を変え『全部自分の責任にしたら成績が出るようになった』と書いてあった。
つまり考え方を変えて1流選手の仲間入りを果たしたと言う事

世の中の赤字会社の社長さん、経営が厳しいのは社員のせいでも、景気のせいでもありません。

会社が悪いのは全部自分の責任です!内川選手のように考え方を変え、新年度から会社の経営改善に努力されてはいかがですか?
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プロフィール
HN:
服部 正雄
性別:
男性
自己紹介:
長年にわたる建設業での総務・経理経験を活かし、”脱どんぶり勘定”を目指す経営者様の補佐役として『株式会社アイユート』を設立し、事業に邁進する。
コンサルティングと原価プロにより、事務処理型の経理からの脱却・攻めのデータ・数値分析手法で経営改善を実現する。

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