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建設業の総務・経理に携わって、数十年… ”脱どんぶり勘定”を目指す経営者様の補佐役として事業で邁進中。日々の出来事や思いを綴ります。
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ある社員20名位の中小建設業の社長が日報の提出を社員に求めても毎日提出する社員は僅かしかいないと嘆いてみえました。

私はいつもながらのお節介で社長に言いました。

会社の決まりを守らない、出せない社員が悪いと言うのはとても簡単な話です。でも出させる責任は上司である社長の責任と言う所を感じて頂き、どうしたら出すかを考えられては?

①何故日報が必要なのか?
ここを最初に説明して、理解させないと日報を書く仕事が増えたと、やらされ感と義務感で本当に欲しい情報は得られないのでは?まず目的を理解させる事です。

②どんな形が良いか?
つまり書いて欲しい内容を明確に(ひな形、書式等)すれば、内容も統一して(現場名・時間・作業内容・問題点・気付いた事・お客様の指摘事項・今後に残した事・・・)
目的を達成する為に必要です。

③納期を決める(翌日の昼迄に社長に提出等決める)
忙しくなると書く時間がないといって提出されなくなる例が多い。それがズルズルと最初は出ていても、出なくなる要因に、習慣付けをする。

④コメントを返す!
出させただけに終わらない、赤ペンで自らのコメントや対処のアドバイス等、気になった事は自ら声を掛け細かい内容を話し合う努力が必要。

⑤褒める事を忘れない!
きちんと提出して、事前に現場の問題点等クレームを防ぐ事が出来た時等は必ず朝礼等で褒める事を忘れない。

提出できない社員を責めるばかりで無く、自らもどうすればきちんと守れるか?悩み、努力する事が重要だと思います。この事は日報だけの話では無く、全てに言えると思う。

何故なら部下のある方全員に言える事ですが、『部下育成責任』がある事を忘れてはいけません。



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プロフィール
HN:
服部 正雄
性別:
男性
自己紹介:
長年にわたる建設業での総務・経理経験を活かし、”脱どんぶり勘定”を目指す経営者様の補佐役として『株式会社アイユート』を設立し、事業に邁進する。
コンサルティングと原価プロにより、事務処理型の経理からの脱却・攻めのデータ・数値分析手法で経営改善を実現する。

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