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建設業の総務・経理に携わって、数十年… ”脱どんぶり勘定”を目指す経営者様の補佐役として事業で邁進中。日々の出来事や思いを綴ります。
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10年近く前に経営状況の厳しく、資金繰りに余裕のない会社の財務担当の方から3月31日にお電話を頂いた。

内容は3月31日期日に書き換え予定の短期借入金の手形の一旦返済を銀行に迫られたと言う厳しい内容であった。

通常は半年毎に手形を書き換える、いわゆるころがしの運転資金としての借入分で事前に何も言われていないので、資金繰り上も返済の準備もしていなかった。

会社としては、月末の手形決済資金を最優先にその他の月末引落や月末支払を引けば残高に余裕がある訳ではなかった。

当然ながら銀行に出来ない旨のお話と事前通告の無かった事に財務担当者と社長で抗議して頂いた。
銀行の言い分は、明確な話は分らないが、推測するに支店内の3月31日の貸付残高の都合のようだった。1日だけ一旦返済頂いて4月1日には資金を入れますのでお願いします。そんな話だった。

なんとか資金のやり繰りをして事無きを得たが、銀行との立場の弱さから受け入れざるを得ない事情と、建前で言えば、3月31日が借入手形の期限であった為決裁が必要な事は分るのですが・・・・・・

又逆の場合には、銀行都合で自分たちの成績の為に、必要のない資金を3月末に借入て下さい。4月上旬に返済して頂ければ結構です。自分が勤務時代には銀行からよく頼まれ融資を受けたものです。

このように銀行都合の予想外の事も起きる訳です。特に資金の不足は会社の命運を左右します。

中小企業の経営者にとって資金余裕を持つ経営が大事だと思います。

その為には儲かった時に沢山の役員報酬を取り、生活レベルを上げずに、沢山の個人貯金を作る事。

又会社の資金調達能力と個人の資金調達能力、担保余裕の事、保証協会等の残高、プロパーで銀行が出してくれる金額予測等

会社の決算書が出た時等に、考えてみる事も大事な事だと思います。

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先日、区役所から敬老パス制度の案内が届いた。

妻の母の関係の書類と思っていたが、開封して読んでみると、

なんと、私宛のものであった。

全然実感がなく、敬老パスを受けれる事等眼中に無かった。

封を開けると敬老手帳が入っていて、振り込め詐欺の注意やら高齢者の生活上の注意喚起等が書いてあった。

区役所に間違いではないか?と電話すると、65歳の誕生日の3ヶ月前に送付する仕組みになっているようだ。

3千円か5千円を納付して、写真を貼れば、名古屋市の市バスや地下鉄あおなみ線等が無料で乗り放題になる特典があるようだ。

でも大変有難い事に、毎日忙しくお仕事をさせて頂いている私にとって必要のないものであり、もし仕事で地下鉄などを繁雑に使う場合は個人的なメリットは有ってもそこに税金が使われる事に疑問を感じた。

でもリアイアされて毎日悠々自適な生活をされている65歳の方にとっては福祉的側面があるのか?

少し考えさせられたり、年齢を意識させられたり

どちらかと言えば嫌な書類が送られたと思っているが

そう思えるのは、55歳から起業した今の仕事がお客様や廻りの皆さんに支えられ小規模ながら続けられる事に大いに感謝したい気持ちを再認識させて頂いた書類送付だった。

中小建設業の経営者とお話をしていて、自社の売上高を知らない経営者は殆どいません。

しかし粗利益率や営業利益や経常利益又固定費が幾ら掛かるか?の質問には殆どの経営者が解っていません。実は固定費と粗利益額の関係が重要な事はお客様の経営者にいつもお話する事です。 “粗利益>固定費”

この話は又の機会にしますが何故建設業の経営者が売上高にこだわるのか?について考えてみました。

まず公共工事の経営事項審査の評点項目に、工事種類別年間平均完成工事高が評点の対象になり公共工事の入札におけるランク付けの問題があります。(売上高が下がって利益が増えてもこの項目の評点は下がる)

二つ目は仕事量の確保で先行きが不安になれば、協力会社の職人さんや自社の職人さんを遊ばせたくない気持ちが優先して、厳しい金額でも仕事の量を優先してしまう事です。中には材料費や外注費等で請金を超える完全赤字の、”遊んでいた方がまし”の工事もあるのですが・・・・・・・

三つ目は経営者の妙なプライドだと思います。同業他社との比較等で負けたくない事が売上高にこだわる理由だと思います。

業界紙や信用調査機関の冊子等に会社名と売上高の掲載等、比較的公表され易い事もあるのですが、経常利益額や自己資本比率、借入金の金額等も調べれば分るのですが公表されません。

最後に、資金繰りが厳しい会社ではお金を廻さないと会社が危機を迎えてしまう事です。これも利益度外視で資金繰り重視の会社もある理由です。ただ緻密に資金繰り表等で管理している会社は少ないのですが、アバウトな経営者の頭の中で、目の前の資金繰りがちらつくのでしょうか?これは延命治療のような気がします。

でも10年この仕事をやって来て自信を持って言えます。売上高重視ではなく、粗利益額重視の経営姿勢が今後生き残る為には絶対必要です。多くの経営者に言い続ける事が私の仕事です。







ご紹介を頂いて訪問させて頂いた、比較的大きな規模のゼネコンさんでのお話です。

社長さんから、月次試算表の作成が出来ない社内のシステムの改善や工事部と経理部の作業の重複等同じような事を二度手間を掛けている、効率化の改善等のご相談であった。

お悩みを伺い私にぴったりの仕事だと自負して、ワクワクして訪問させて頂きました。

社内のヒアリングをさせて頂くと、月次試算表が何故いるのか?今迄無かったのに、月次試算表の為に、これ以上仕事が増えるのは困る、等の意見を伺った。

仕事を効率よくする為の改善も含まれているのでお話してご説明すれば理解が得られそうな前向きなお話が多く、さすがに大きい会社で業績も素晴らしいと思っていました。

ところが1名の方だけが、否定的な出来ない理由ばかりをお話されたり、会社や経営者に対する忠誠心の欠如等やろうとする施策に否定的なお話が多い。

どこの会社にも、今迄の仕組みが変わる事や自分のやってきた方法が変えられる事の反発や不安から抵抗勢力が存在する事は以前にも経験していますので、対処の方法等には手間が掛かりますが、それなりに進めていく事は出来ます。

でも、何故改善が必要なのか、何故月次試算表が必要なのか、等丁寧な説明が必要ですが、気持ちがそこに無い方には、芯から理解される事は難しいと思っています。結果を出して納得して頂く迄が大変です。

会社の方針や方向性に対して、一定の協調性が社員には望まれ又全員が同じ方向を向いて仕事をする事が会社の改善効果を高める事や、目標達成に大事な事を再度確認させて頂いたヒアリングでした。
タイトルにありますのは、私が専門工事業のお客様での専務と社員の会話の一部です。

ある大型の現場に入る協力業者の選定の時の会話です。

社員さんが○○工業がこの作業日程で入れますが、此処で良いでしょうか?

専務の返事が 
”あそこの会社は、年寄りと外人ばっかで大丈夫か?”
そんなお返事でした。

この例にもあるように、現場に入る外国人が多くみられるのも事実かと思います。又現場作業員だけではなく施工管理者にも年配の方が多くみられる会社が多くなってる気がします。

業界紙の記事ですが、高齢化が建設業界でも進み、1980年代に100万人いた大工さんが2010年には40万人2020年には21万人に激減する見込みだそうです。若者が就業しなくなっている事や工法の変化等もあるとは思いますが、数字を見ると将来大丈夫か?と思います。

又別の記事では、ベトナムからの訪日労働者が高い賃金の為か急増、日本への派遣会社も200社以上との事です。

大手ゼネコンは建設現場で機械の自動化やロボットの導入等を人手不足の解消策として本腰を入れているそうです。

確かに団塊の世代が引退時期になっても退職出来ず、高齢技術者の仕事はあって良い事ではありますが、身体が動かない、引退せざるを得ない状況が近い訳です。

中小建設業の社長さん、大手ゼネコンのようにダンプやブルドーザーの自動運転装置やロボットの導入等の投資も難しいのではないかと思います。
10年先20年先の工事部の陣容、メンバー構成等考えて、若い世代の技術者の育成を真剣に考えて下さい。
会社の未来永劫の存続の為に
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プロフィール
HN:
服部 正雄
性別:
男性
自己紹介:
長年にわたる建設業での総務・経理経験を活かし、”脱どんぶり勘定”を目指す経営者様の補佐役として『株式会社アイユート』を設立し、事業に邁進する。
コンサルティングと原価プロにより、事務処理型の経理からの脱却・攻めのデータ・数値分析手法で経営改善を実現する。

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