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建設業の総務・経理に携わって、数十年… ”脱どんぶり勘定”を目指す経営者様の補佐役として事業で邁進中。日々の出来事や思いを綴ります。
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本日は経営不振な建設業の事例を報告させて頂きます。

前期迄好調な業績を示していた会社さんですが、今期は不振になった事例をご紹介します。

今期の受注が前期比50%程度減少している会社の例です。
同じような傾向にある会社を2社拝見しています。

仕事が減っているのですが、社員さんが暇でしょうが無いような空気がありません。

会社の受注が半分なので、仕事が半分になり同じメンバーで仕事をしているので、当然暇にならなければ可笑しいのですが・・・・・

受注や工事の施工に繋がらないお仕事をしているとしか考えられませんが、当然社員はそう思っていません。

特徴としては、マネージメントされていない、就業時間中の行動が社員任せの傾向にある訳です。

仕事は半分、粗利益も半分、固定費は同じ、当たり前のように赤字になります。

私はマネージメントして、少なくなった工事の仕事に半分の人員で仕事をさせ、繁忙期と同じような状況で仕事をして頂く。

残った社員さんには営業活動等を担当して頂く。儲からない建設業の特徴として営業活動が出来ていません。ネクタイやスーツを着なくても作業着で技術者が訪問した方が、お客様の会社としては話が早く、引き合いや相談がし易いので歓迎です。

又特徴として、仕事の減少⇒売上の減少⇒粗利益の減少⇒固定費は同じなので赤字その事は毎月お知らせして対策の話もしていますが、何も実行できません。

それでも儲かっていればよいのですが、赤字は拙いと経営者は強く感じて当たり前と思っていますが、話は理解しても行動が伴わない訳です。

危機意識が無い、改善意識が無い、赤字が垂れ流されていく、早く手を打たないと手遅れになります。社長分って下さい。










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プロフィール
HN:
服部 正雄
性別:
男性
自己紹介:
長年にわたる建設業での総務・経理経験を活かし、”脱どんぶり勘定”を目指す経営者様の補佐役として『株式会社アイユート』を設立し、事業に邁進する。
コンサルティングと原価プロにより、事務処理型の経理からの脱却・攻めのデータ・数値分析手法で経営改善を実現する。

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