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建設業の総務・経理に携わって、数十年… ”脱どんぶり勘定”を目指す経営者様の補佐役として事業で邁進中。日々の出来事や思いを綴ります。
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地方の土木建設業の下請で仕事をしている会社の社長の話です。

ある元請先に売掛債権の延滞が発生しているので、社長自ら交渉に足を運び入金の約束を取り交わしたが、約束の日が過ぎても入金が実行されていない。

資金繰りが厳しいのも分る、又どの業者にも支払が出来ていないのなら仕方がないが、(田舎の業界話で情報が漏れてしまうようです)

ある業者には支払が実行されているこれが納得できないとのお話です。

それは何故?
優先順位の訳は?

理由は2つありそうです。一つは支払が遅れて材料が入荷出来なければ、次の現場が止まってしまう。どこの会社でも手配できる商品では無く独自性の商品を納入する業者には、優先して支払が実行されるようです。

もう一つは、入金催促が激しく、内容証明を出したり、厳しい対応の業者には払わざるを得ない気持ちになるようです。

結論から申し上げれば、どこでも提供できるような仕事ではなく、独自の強みがある商材や技術力のある会社と、どこでも提供できる仕事をしている会社の差が出てくると思う。

又日頃から債権の回収ルールや督促等のルールを決め厳しい対応が出来る会社の仕組みも重要と思う。

自分の会社を守るために社長は二つの事を心掛けて、不良債権の発生を防ぐ事が重要な経営のキーになると思います。
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プロフィール
HN:
服部 正雄
性別:
男性
自己紹介:
長年にわたる建設業での総務・経理経験を活かし、”脱どんぶり勘定”を目指す経営者様の補佐役として『株式会社アイユート』を設立し、事業に邁進する。
コンサルティングと原価プロにより、事務処理型の経理からの脱却・攻めのデータ・数値分析手法で経営改善を実現する。

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