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建設業の総務・経理に携わって、数十年… ”脱どんぶり勘定”を目指す経営者様の補佐役として事業で邁進中。日々の出来事や思いを綴ります。
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土木工事を中心に総合建設業を目指すのお客様の話

今年度も業績が良く、即時償却が可能な重機に5千万の投資をされた。決算書原案を拝見すると重機の減価償却が全額製造原価の減価償却費に入っていた。

以前に他のお客様で類似ケースがあった為、税務署に問い合わせた事があった。以下の3つのケースどれでもOk(税金は同じの為)と確認させて頂いた。

①この先生のように製造原価や販売管理費に多額であっても減価償却費に計上されるケース

②資本勘定の中に特別償却積立金を積立て剰余金の処理をする方式(企業会計上直接減額方式で取得価格の全額を費用計上すると、適正な期間損益計算を歪める為)大きな会社に多い処理

③①の形で全額償却する形を取るが、その期において特別に経費の計上をする為、特別損失に減価償却費を計上するケース

勿論②のケースが会計上の考え方としては正しいのでしょうが、①を選択した場合、決算書の見栄えが、売上総利益や営業利益が少なくなった表示になり③の方法をご提案させて頂きました。

結果、税理士さんからはこの提案は快く思って頂けなかったようですが、会社にとって売上総利益率、営業利益率、経常利益率各々5千万が多く表示される事により、利益率の向上にもなり良かったと思っています。

又私なりの考え方では、儲かった為に節税対策で重機の投資をされた訳ですのでこの方法が良い方法だと思っています。




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プロフィール
HN:
服部 正雄
性別:
男性
自己紹介:
長年にわたる建設業での総務・経理経験を活かし、”脱どんぶり勘定”を目指す経営者様の補佐役として『株式会社アイユート』を設立し、事業に邁進する。
コンサルティングと原価プロにより、事務処理型の経理からの脱却・攻めのデータ・数値分析手法で経営改善を実現する。

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