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建設業の総務・経理に携わって、数十年… ”脱どんぶり勘定”を目指す経営者様の補佐役として事業で邁進中。日々の出来事や思いを綴ります。
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先月の敬老の日に初めて敬老の日のプレゼントを孫から頂いた。

手作りのコーヒーカップだった。

嬉しい気持ちと、おいおいまだ60歳を少し過ぎただけだぞ、と言う気持ちが複雑に混じった。

孫から見れば“じいじ”と呼ばれているから爺さんには違いない。

自分の中では75歳以上の後期高齢者が敬老の日のプレゼントを頂く対象者のような意識があった。このズレが微妙な気持ちの原因のようだ。

ある50代の方のブログで初めて電車の席を譲られた時の気持ちを読んだ事があったが同じ気持ちのようだ。

じいじのコップには、似顔絵が描いてあった、文字は、いつもありがとう!、おしごとがんばってね!また温泉連れていってね、感謝と激励とおねだりのメッセージが書いてあった。

このメッセージを受け止めて

お仕事頑張って(しっかり稼いで)温泉に連れていけるようにこれからも頑張ります。

そして曾孫から敬老の日を祝って頂けるように、元気で好きな仕事が続けられるように頑張りたいと思います。

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労災保険の手続きですが、殆どのお客様では、一括有期事業として、1年に1回元請工事高を工事の事業別に計算した事業費に労務費比率を掛けて労災保険料が決まる仕組みです。

その元請工事高が正しく金額把握されている会社は少ないのですが、本日はその話では無く、一括有期事業では通用しない場合のお話です。

A社では名古屋本社のお取引のある会社さんが、遠隔地で支店事務所を建設の為受注され工事が開始しました。

不幸な事に労災事故が起きてしまい手続きを進めようとした所、一括有期事業では隣接の都道府県の工事は適用になりますが、遠隔地の場合には単独有期事業の届出が必要と労災窓口の事務組合で言われました。

私のお客様ですが、社労士さんも顧問で見えるのでお節介はやけませんでしたが、皆さんが余り御存知無い事でと思い書かせて頂きます。大きな工事の受注時のみ単独有期事業の届出が必要と思っていました。しかし言われて調べてみると以下の場合は単独有期事業の成立届が工事毎に必要のようです。

①請負金額が1億9千万以上のもの
②概算保険料が160万以上のもの
③本社所在地の県内及び隣接する都道府県の区域外のもの
④同時に行われる工事が他にないもの

つまり大型工事以外はまとめて一括事業として手続きをすれば良いのでは無く、遠隔地の場合には少額の工事でも単独で届出が必要と言う事です。

保険関係が成立した日から10日以内に保険関係成立届を同じく20日以内に概算保険料の申告・納付の手続きが必要でした。

今回は工事が開始してから1ヶ月が過ぎており、保険関係成立届を提出していない期間中に起きた労災事故については、その保険給付額の全部又は一部を事業主から徴収されるとされています。

例え少額の工事でも元請で受注して、遠隔地が工事場所の場合上記のような手続きが必要になります。面倒ですがご注意ください。

お客様の多くの会社では、経費節減と無駄の排除や資源の有効利用等の観点からコピー用紙の裏紙使用される会社が多いのですが、

A社では社長の方針で裏紙の使用を禁止されています。理由は僅かな経費節減の為にプリンターやコピーが紙詰まり等により痛んだり、差し替えする手間を考えた効率性重視のようです。

確かに青焼の図面等をA4に切断して厚い紙のまま使用されて紙詰まりが多く発生している会社さんも見かけます。

又ホッチキスが付いた紙が混じっていたり、契約関係や免許証等情報面から2度使いはどうかと思う紙も混じっている会社も見かけます。

B社ではプリンターのある場所と工事部のデスクが離れていて大事な書類を大量に印刷したら裏紙が入っていて全て再度印刷、印刷したものはシュレッダーとロスの発生もあります。

作業時間等も考えればA社の社長の方針も理解できるのですが・・・・・

でも節約する精神や無駄を無くす精神の考えは重要と思う。

比較的上手く運用されている、会社さんでは裏紙専用のプリンターを分けて使用していて使う方が分けて使用しています。

節約する精神を根底に運用面での工夫や少し考えれば分る再使用に相応しくない紙の使用等TPOを考えれる社員を育てる事が会社の成長に繋がると思います。

お取引頂いて5年の専門工事業の若手社長さんのお話です。

最初は銀行の提出書類等が増えて来て誰かお手伝い頂ける方はいないかと、友人だった私のお客様に相談されご紹介を頂いて訪問させて頂きました。

資金繰りがやや悪化し、別に始めた事業が不振だったりお金が悩みでややネガティブに考える方でした。

私から見たら財務内容は良いとは言えないが、債務超過でも無く挽回可能な財務内容でした。

当初から財務には疎く、貸借対照表も損益計算書も理解されていませんでした。預金の残だけを気にかけて経営されていました。だから突発的な支払や借入金の返済等で支出が入金より多くなり残高が少なくなると不安が大きくなるようでした。

原価管理を開始して社内のどんぶり勘定も少しづつ改善されたと同時に社長の営業力もあり、売上が増加基調になり毎期大きな黒字が計上出来るようになりました。

最近では経営計画を作成されたり、部門別の損益について質問頂いたり、こんな帳票は出来ませんか等、会社の数値に興味を持たれて更に経営は良い方向に向かって進んでいます。

時間はかかりましたが、社長の成長が会社の成長に繋がる事の実感を感じています。

大変嬉しいお客様の成長です!

本日は自分のミスからピンチを招いた話です。

最近忙しさにかまけて大事なお客様の打合せ内容を自分の確認不足からお客様に多大なご迷惑を掛けてしまった事案が発生。

自分としては創業以来最大の仕事の中身での大きなピンチが発生した。

一番に考えたのは、お客様に迷惑を掛けてはいけない。その為には自分の経済的負担を覚悟する。

つまりお金で済む事は自分が幾ら損をしてもお客様に迷惑を掛けて自分の信用を失う事は回避したいと腹を括ってソフトの制作者に、お金の事は責任を持つからお客様の要望を叶えたものを制作して下さいと何度もお願いして2カ月かかったがなんとかお客様の要望を満たすものが納入された。

掛かった経費は当初の予定金額の3倍と大きな痛手を抱えたが自分としては少し高い月謝を払った。と考えていたが、上手くいったので時間が遅れたご迷惑はあったが内容的には満足して頂けたので自分の中で納得。

そこで発注者の社長にお詫びのご挨拶の際に、事情を正直に話して費用の見積違い的な追加金のお願いをした。検討して頂いた結果追加のお金を半分負担して頂ける事になりました。

ここで学んだ事は、トラブル発生時に自分の責任回避の話や、お金がかかる話等せずに最大自分が負担をする覚悟が出来た事で上手く事が解決した事です。

お客様との絆も深くなり、自分の信用も失わずに済んだ事が最大の成果であった。

ご迷惑を掛けたお客様の社長始め社員さん又制作者の会社関係者皆様に感謝の気持ちを忘れずにこれからも仕事をしていきたいと思います。







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プロフィール
HN:
服部 正雄
性別:
男性
自己紹介:
長年にわたる建設業での総務・経理経験を活かし、”脱どんぶり勘定”を目指す経営者様の補佐役として『株式会社アイユート』を設立し、事業に邁進する。
コンサルティングと原価プロにより、事務処理型の経理からの脱却・攻めのデータ・数値分析手法で経営改善を実現する。

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