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建設業の総務・経理に携わって、数十年… ”脱どんぶり勘定”を目指す経営者様の補佐役として事業で邁進中。日々の出来事や思いを綴ります。
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社員さんへの指示の仕方で大きく成果に開きが出る会社の例です。(どちらも私が事務所で作業中に耳にした事です)

A社長「○○さんいつもありがとう!今日のXX建設の見積もりの件先方も急いでいるので少し詰めてくれると助かります、宜しくね」

A社員「社長XX建設さん見積もりですが、今先方にメール送信できましたのでご報告させて頂きます」

A社長「ありがとう!素早い対応のお陰で受注確率が高くなりそう、ありがとうね」
後日
A社長「○○さん先日のXX建設さんの見積もりの件お陰で受注出来た!ありがとうね」

こんな会話をA社では事務所の中で飛び交っています。
A社は毎期、業績好調です。

B社長「おーい○○さんXX建設さんの見積もり急ぎだで、大至急やってくれ」

B社員 特にリアクションなし

B社長「おーい○○さんXX建設さんから督促の電話があったけど見積もりどうなった、まだ出来んのか」

B社員「実は他の仕事も立て込んでいて(たくさんの仕事の内容を言い訳説明)まだ出来ていません」

私は、ホウレンソウやコミュニケーションの専門家ではありませんので、専門的な指導は出来ませんが大筋の話はA社、B社同じです。

部下とのコミュニケーションを上手くとり、部下から尊敬される上司になり、上手に部下を使い、成果を上げる、それがA社長です。

社員も仕事が楽しく出来、やらされ感では無く、やりがい感を持って仕事に取組む事が出来る。

伝え方を考えれば、会社の成果にも結び付く実例のご紹介です。
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数年前から問題視されている建設業の社会保険未加入の問題です。

さすがに安全書類の記載に事業所の社会保険の記号番号等の記載が必要な為、私のお客様では未加入の事業所はありません。

ただ加入が必要な方全員が入っているか?と言うとまだまだ加入率は低いようです。

役員や営業職や監督職等の加入は進んでいますが、社員の職人さん等の未加入は多く見受けられます。

社会保険事務所の調査等が発端で加入された方も見えます。又元請け先からの指導で止む無く加入された職人を多く抱える建設会社もあります。

本日申し上げたい問題点は2つです。

一つ目、社員さんが加入したくない意思の明確な方です。これは年配の方に多い訳ですが、今更加入して保険料を払っても受給資格が得られる見込みがない方です。手取りが減るだけで本人が加入したくない訳です。

これには会社も困りますが、お客様のA社では人手不足の折、社会保険の加入拒否を理由に辞めて頂く訳のもいかず、従来と同じ扱いながら、社員から外れて一人親方として会社に労務を提供する形です。(これには労働災害時等雇用者の扱いでは無くなるリスクや税金の問題等別の問題もありますが、本日の本題では無いので別の機会に申し上げます)

二つ目は会社の法定福利費の負担が大きくなる事です。従来の未加入の方に支払う給与の額の20%超の人件費がかかる事です。逆を言えば労務費の原価が上昇する事です。

多くは会社がこの負担増に対応する対策も取れていないのが現状です。

でも法律であり、社会のルールとして嫌でも決められている訳です。社会の一員として法人の代表者として守るべき事です。

ただ社会保険に加入して労務コストが上がり、赤字経営に転落では困ります。

この部分については、最大限の知恵を絞り、最大限の努力を労使共にする覚悟が必要です。

社会保険の未加入の社員を抱えながら何の対策も打たず、何も考えない成り行き任せの経営者も多く見受けられます。いずれ時代に取り残されると思います。

一日でも早く悩み、重要な経営課題に加えて欲しいと思います。
本日は仕事の話ではありません。タイトルは私の話ではなく、私の兄の話です。

60代後半になる兄は趣味の魚釣りや仕事も1か月前迄は普通にしていました。

体調をこわしてお休みしていたが、段々と身体がつらくなり2階に上がる階段を登るのもつらくなりお医者さんに・・・・・・・・

普段から病院嫌いで通っていた兄です。今回は自分が階段の昇り降りが妻の助けが必要になった為家族の説得を聞いて病院に行った訳です。

大きな病院に廻され、色々な検査の結果 ステージ5のがんの宣告です。

抗がん剤などの治療をしなければ、あと6週間の宣告!

手術は体中に転移があり不可能です。本人曰くもういいや!の気持ちになったそうです。

家族の説得を聞き入れ、現在つらい抗がん剤の治療中です。

本人の心中や家族の気持ちを考えるとつらい気持ちが良く分ります。

自営業の私にとって、もし自分だったらと考えると、まず浮かぶのがお客様に迷惑を掛けたくないが一番に来ます。

その為に今年は、自身の健康を一番に考える。万一そんな事が自分に起きてもお客様に迷惑を最小限に抑えるために仕事のパートナーを探す。そんな事を考える年にしたいと思います。

経営者の皆さん、いつ自分の身に起きるかも知れません!

健康に留意すると共に、自分がいなくなっても存続できる組織作り、難しいと思いますが・・・・

そんな事も頭の片隅に考えて経営にあたって下さい。
新しいお客様の専門工事の会社様での出来事です。

ご担当者の男性事務員さんに原価管理のご説明しながら一緒に作業中

工事の管理職が事務所に入って来て、怒った表情でその担当者を激しい口調で叱り飛ばした!

他に事務所にいた社員もシーンと空気が凍りついたような状況に、叱られた担当者は固まったような状況で私も怒っている事は分るが、初対面の私もいるのに・・・・・・・

どんな事情があるのか分りませんが、感情に任せて一方的に叱り飛ばすのではなく、時と場所と状況を考えて話して欲しいし、他に事務所にいた社員も誰か、お客様の前なのでと制する人がいてもよさそうなのだが・・・・・

もし私が銀行員であったり、大事なクライアントであったりしたら・・・・・

事の善し悪しでは無く、この会社大丈夫か?と感じる事は確かな事だと思う。

新しいお客様で社長から期待されご契約を頂いたので、儲かる会社になる為に原価や会計の改善だけでなく、職場のマナーや社員教育もこの会社に必要な事が分り課題解決に取組たいと思います。

メッセ名古屋(日本最大級の異業種交流展示会)で懐かしい8年前の創業塾で一緒だった30代の若い創業社長に出会った。

お茶を飲みながら話をしていると、社員も数名雇用して順調に事業化に成功した様子です。

創業塾の昼休みや打ち上げの時等度々私のお節介な話を聞いてくれた。

建設業に近い業種の為、お節介な粗利益の話、管理会計の話、事業計画の話等熱心に聞いてくれていた方だった。

事業計画も作成(その時も携帯していて見せてくれた)して経営者の勉強会にも積極的に参加しているようだ。私の話していた原価管理の事も実践してくれていた。

粗利益の重要性、変動費、固定費の関係ストラック図も理解されていた。

自分としても彼の事業が順調に成長している事大変嬉しかった。

彼からも私の話を聞いていた事や起業の親父のような存在で感謝の言葉を頂いた時は感激した。

親切と隣り合わせのお節介を若い人にさせて頂いた事がこんな嬉しい話で跳ね返ってきた大変に嬉しいひとときであった。
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プロフィール
HN:
服部 正雄
性別:
男性
自己紹介:
長年にわたる建設業での総務・経理経験を活かし、”脱どんぶり勘定”を目指す経営者様の補佐役として『株式会社アイユート』を設立し、事業に邁進する。
コンサルティングと原価プロにより、事務処理型の経理からの脱却・攻めのデータ・数値分析手法で経営改善を実現する。

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