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先日の某新聞の記事から、事業者はなぜ記帳をして決算書を作成するのか?
そんな記事がありました。多くの経営者は本音では
『税務署に申告書を提出しなければならないから、仕方無しに記帳や決算書の作成をしている』
そう考えているのではないか。と筆者は述べられています。
本来の目的は、『投資家など外部の利害関係者に報告する為に必要です』と言う説明では、99%以上が上場会社ではない中小企業では納得できません。
では何のために決算書は作成するのか?
商法の定めで毎年税務署に提出が必要なので、税理士さんに依頼して作成している迄は仕方無しの理由でOKとしても、
折角作成されるのです。オーナー社長は自分自身に対する、通信簿としても捉えて、自社の決算書の中身が理解出来て、税理士さん等のアドバイスも理解して、経営に励み自分の会社を良い会社にする。
そんな責任が経営者にあると思います。
だいたい自社の決算書の内容の理解が乏しい経営者も多く見えます。
せめて自社の決算書の内容は理解して、計数の感覚を身に付けて、経営に臨む姿勢を見せて欲しいと思います。
今から350程前にフランスで決算書の作成が始められたそうです。理由は破産を防止する為に商人に義務付けたそうです。
350年前のフランス人は
『倒産を防止し、逞しく勝ち残る為に、経営者は計数感覚を身につける必要がある』と言う経営の原理原則を知っていたと書いてありました。
会計で会社を強くすると言う理解を、中小企業の経営者に行きわたれば、我が国の中小企業の経営体質は強化されるであろう。
計数感覚を身につけた経営者が一人でも増える事を期待している。と結んでありました。
そんなお手伝いを微力でも仕事とさせて頂ける事を喜びこれからも頑張りたいと思います。
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