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建設業の総務・経理に携わって、数十年… ”脱どんぶり勘定”を目指す経営者様の補佐役として事業で邁進中。日々の出来事や思いを綴ります。
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建設業以外の方には現場代理人の意味が不明かも知れませんので少しご説明させて頂きます。

注文者と建設工事の請負契約において受注者としての立場の請負人

つまり建設現場において社長の代理で現場を取仕切る立場の現場監督さんの事です。

当然ながら施工管理技士等の技術系の資格も必要です。

仕事の内容も、発注者との打合せ、協力業者の打合せ作業指示、工程管理、安全管理、原価管理等沢山の責任を持った現場での社長の代理人の役割があります。

中小の建設業でも必ず必要な大事なポジションですが、必ずしも意識の高い方ばかりとも言えません。此処の育成が建設会社の力量アップに不可欠とも思います。

先日大手のゼネコンの現場代理人とお話する機会がありました。

入札等で競合関係で利益の確保の厳しい工事はどうやって成果を上げるのですか?
率直に質問しました。

実行予算も勿論作成して発注管理等も含めて利益の確保を目指しますが、必ずしも確保出来ません。

厳しい大型物件の場合には受注時の儲けのマイナスを取り戻す為にVE、これも簡単に説明しますと、必要な価値を下げずにコストを下げる事、CDは価値が低下しても良しとしてコストダウンする事です。まず此処に努力する、シナリオも考えて発注者にそれ程下がりませんがコストダウンを計ります、的な提案をする。当然そこで実際に下がった金額と発注者にコストダウンする金額の差額で利益を取り戻す作戦を立てる訳です。

もう一つは追加工事の受注を目指すそうです。追加工事には競合はありませんから、又私が申し上げる追加工事には固定費は余り変わりませんので売上-原価=粗利益が会社の利益に反映します。
この二つを発注者にメリットと満足を与えながら、当初の値引き受注分の失った利益を取り戻し、現場の利益を総合的に確保しようと努力されるようです。

この方の様な現場代理人の養成や利益意識を醸成する仕組みが中小でも必要です。

お金だけの例ですが、社長の代わりに現場に出ている意識を持った現場代理人をまず社長が必要と考えて育成する事に中小の建設業の社長さんは努力すべきです。



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私が起業当時から変わらず続けている事です。

それは振込手数料の取扱です。

今迄金額に拘わらず、振込料を差引いた事はありません。

それは起業前にあるセミナーで講師の大手税理士法人の先生から、振込料について相殺はしないお話を伺いました。

先生のお話の理由ははっきり覚えていませんが、契約事項に振込料は振込人負担と書いてあるのに振込料を引いて振り込んでくる顧客には、直ぐ再請求を出し更に振込の無い場合には顧問料の値上げを実施する。そんなお話だったと思います。

私なりの解釈で一つの考え方を持ちました。

それは、起業したばかりの私に信用でお取引を頂いた事に対する感謝の気持ちの1つの表現です。

一時とはいえ、私に対する与信を与えて頂けた事のお礼です。11年経った今でも支払金額に拘わらず続けています。

中には振込料は相殺して下さいと記入してある請求書もありますが、
私にとっては取引先に対する、感謝の気持ちです。

お陰様で、私とお取引をして頂いた方が見えるので、11年もお仕事が続けられた要因でもあると思っています。

お客様の中には弊社との契約書の中で、支払方法は振込で、振込料は振込者負担と明記されていても振込料を相殺される場合も多くあります。

起業当初はお客様に一々契約書も見せて契約事項と違うので、改善をお願いしていましたが、最近はまあいいや、の気持ちで申し上げてはいませんが、契約事項は守るべきだと考えています。

振込料については、差引く会社が圧倒的に多いと思いますが、少なくとも契約事項は守るべきだと思います。又最初から支払条件の時に振込料は受取人負担で等明記したりお話を事前にしておけば気持ちの良いお取引が出来ると思います。

今後もお取引を頂ける事へのささやかな感謝の気持ちで振込料の弊社負担を続けたいと思います。
どうせ経費で落ちるのだから・・・


会計ソフトや業務ソフトの切替時に従来と違う事で手間取っている会社さんの話です。

基幹ソフトの選定には、担当者の稟議書等も添えられて会社的にはきちんと決裁された上での導入でした。

しかしながら、慣れないせいか入力スピードが従来のように進まない。

又入力に至る資料の整備が整わない等、遅れるばかり。

本当は業務の省力化も含めて選定した筈なのに?

今迄の方が良かった。

経営者も含めてそんな声が社内から聞こえてきます。

傍から見ている私なりの原因究明は、担当責任者の明確化が出来ていない。

勿論稟議書の起案者が責任を持って進める事が普通の話ですが・・・・

社長がITに詳しくない事も、お任せの形にならざるを得ない事の一因です。

ソフトの開発業者に運用支援がさせていない事も一因です。

私だったらの観点から言えば、

導入計画が出来ていない為、どの位の遅れかの把握が出来ていない。

担当責任者が明確ではないので、係わる方が複数以上いる為誰も責任感をもって対処していない。つまり通常の業務の延長線上に考えている。

担当責任者がソフトの開発業者を呼び付けたりしてでもして何とかしようと意欲が感じられない。

社長も毎日の業務に追われて、問題意識が低い等です。

建設原価ソフトにはこんな形で購入したが、結局使われていない会社も多く見られます。

私の起業の原点でもあります。だから運用支援を通じて、経営改善に繋げるソフト販売をセットで実施してきました。

難しい事に挑戦する以上、担当責任者、立ち上りまでの日程、掛かる費用、従来との変更点、等替わる事のメリット、デメリットを考えて決定のプロセスを経て欲しいと思います。

販売する事の上手なソフト業者は売ることが目的です。

目的を果たす事を重視するソフト業者は最終的に変更したメリットをお客様に享受できる事が喜びであり、お客様の役に立つ事がお仕事です。





某大手企業にお電話させて頂きました。

要件は急ぎの用件でした。

ところが、電話が掛かったと思ったら、メッセージが流れて・・・・・

○○の要件は1番を○○の要件は2番を・・・・・・・・急いでいるのに、問合せたい部署の番号が分らない。

その他の御用件は5番にとなって5番をプッシュすると・・・・・・

只今電話が大変込み合っています。このままお待ちいただくか、お掛け直しください。のメッセージが流れた。

仕方なく10分位待ったが同じメッセージの繰り返しです。

イライラして電話を切り再度1時間位後に掛け直した。

しかし、先程と同じメッセージが流れて5番をプッシュしたが・・・・

只今電話が大変込み合っています。このままお待ちいただくか、お掛け直し下さい。のメッセージが、イライラがムカットした気分になりました。

こんな経験をされたいる方も多いと思います。

大手の企業の効率を求める電話の応対には腹が立つ。確かに電話の交換手が要らない。お客さんの要件に合せた部署に電話がそのまま繋がるので無駄が無い。鳴った電話に出る事も無く自分の仕事に集中出来る。等等

自社の効率が良くなる利点は良く分りますが・・・・・

サービス業でありながら、お客様の不満足やイライラの原因になり企業イメージとしては悪くなる筈ですが如何でしょうか?

効率を求めるのは内部に向けてで、仕事のやり方等工夫する事は大事な事だとは思いますが、そのつけが外部のお客様が要件を伝える事が出来ない事はどうかと思う。







商工会議所のマッチングでホームページ業者さんから面談の申し込みが有りお話させて頂いた。

ITについて知識の無い私です。ホームページも起業時に作成したまま大きな変更は有りません。

自分としてはホームページからお客様を獲得する意思は余り無い事もありますが、創業時に創業塾の先生からホームページの必要性を学ばせて頂いた事もあり起業時より開設しています。

自分としては名刺交換やPRさせて頂いた時にホームページがあれば信用面での有効性は感じていました。

商売に直結しない面談でしたが、3つ学ばせて頂きました。

1つはスマホ対応していないホームページが業者さんのデータでは75%もあるそうです。弊社も以前にホームページの業者さんからスマホに対応していないと言われていました。

そして業者さんの資料では70%以上がスマホから閲覧されている事です。パソコンからの閲覧は20%強に過ぎない事です。知らなかった事です。

2つ目は売り方です。無料でホームページの作成をします。しかも紹介者にコミッションも払うそうです。当然ながら月々の費用が発生する事です。

最初にお客様との関係を築き、その後で長い間に回収する商売のやり方です。

3つ目は頂いた資料の中に宝くじが2枚入っていました。プレゼントを用意されていた事です。

商売のやり方や宝くじのプレゼントについては其々のやり方やアイデアが有って良いと思いますが、
自分の遅れている事、実はスマホを持っていない。ガラケーの私です。

もう少し世の中の動きについて行けるようにしたいと思いました。










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プロフィール
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服部 正雄
性別:
男性
自己紹介:
長年にわたる建設業での総務・経理経験を活かし、”脱どんぶり勘定”を目指す経営者様の補佐役として『株式会社アイユート』を設立し、事業に邁進する。
コンサルティングと原価プロにより、事務処理型の経理からの脱却・攻めのデータ・数値分析手法で経営改善を実現する。

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