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建設業の総務・経理に携わって、数十年… ”脱どんぶり勘定”を目指す経営者様の補佐役として事業で邁進中。日々の出来事や思いを綴ります。
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年商4億円位の木工事が得意な工務店で、常用大工さんの日当がAさんは25,000円BさんCさんは16,000円と差がある。
技術力、経験等是までの経緯等で差があると思うが、社長に話を聞いてみると、Aさんの25,000円の方が経費バランスとして結局安くメリット大との事です。
つまり日当の高い方が、高い以上の仕事をしている判断が成り立っている。

又別の年商10億位の建設会社の社長のお話で、住宅公団関係の退去後のメンテナンス、リフォームの仕事で、日当2万円の大工さんに作業を依頼しているが、コスト面で細々した仕事が多く適正原価より高くつき元請の粗利益を圧迫している原因になっているそうだ。
高い技術力の要求されない、退去後のメンテナンス作業なので、日当15,000円位の大工さんに変えたいとのお話を聞いた。

つまり言えることは発注側からはコストに見合った以上の作業をして頂ける職人さんが必要で、安ければ良いと言う事でもない。(安物買いの銭失いと言う言葉もある。)

コストに見合った職人を適材適所に配置しているか?発注者側にとって重要なコストであり、把握、注意する義務をあまり考えていない経営者と、常に考えている経営者の差が大きく開くと思う。

又職人側から言うと忘れられがちだが、自分の技術レベルのUP、人的関係、配慮等人間力のUPを考え発注者の依頼レベルを超える満足の行く仕事をする事が自らの行く末に大きく差がつく事が言えると思う。

そんな事を考えて仕事する職人と黙々と作業に取組むだけの職人とおのずと差がつく事をお伝えしたいと思う。

でも考えてみると職人さんの話ではあっても、自分の話に置き換えて考える必要があると自分でも思いました。


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プロフィール
HN:
服部 正雄
性別:
男性
自己紹介:
長年にわたる建設業での総務・経理経験を活かし、”脱どんぶり勘定”を目指す経営者様の補佐役として『株式会社アイユート』を設立し、事業に邁進する。
コンサルティングと原価プロにより、事務処理型の経理からの脱却・攻めのデータ・数値分析手法で経営改善を実現する。

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