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建設業の総務・経理に携わって、数十年… ”脱どんぶり勘定”を目指す経営者様の補佐役として事業で邁進中。日々の出来事や思いを綴ります。
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4月決算のお客様で増収増益の年商4億円の専門工事の会社様でのお話です。

2月の試算表で利益が約3千万の見通しでした。経営者から節税策を相談されたアドバイスの一つに倒産防止共済の年払切替のご提案、ご存知の方も多いと思いますが、簡単に申し上げると、掛け金は全額損金処理が出来、万一得意先の倒産等発生時に掛け金の10倍迄無利息、無保証人で借入が出来、また解約すればほぼ全額が戻ってくる制度です。

話は戻りますが、1年分前納する事も出来、最高20万円X12カ月=240万を前納して損金処理しました。

ここからが本論です。6月末に決算書が出来税引前利益770万円法人税等170万円税引後利益600万円となっていました。

税理士さんにお聞きしました。税前利益500万円位の見込みでしたが?又770万円の税前利益で法人税等が少ないのは何故ですか?

税理士さんの答えを聞いて一つ勉強させて頂きました。素晴らしい先生で、倒産防止共済は解約時に戻るお金なので、積立金の資産勘定で処理、税金の計算時に別表で減算してあります。会計学的にはその方が正しいとお聞きして私の疑問は晴れました。

今迄数十社の決算書を見てきましたが、全て保険料の処理で経費処理してありました。私の頭の中に固定観念で経費処理するものと思っておりました。
又殆どの税理士さんが経費処理されていた訳です。

尊敬している税理士さんではあったのですが、更に他の税理士さんとの違いを見せつけられました。
私のお客様を紹介して良かった。改めて感じた瞬間でした。

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プロフィール
HN:
服部 正雄
性別:
男性
自己紹介:
長年にわたる建設業での総務・経理経験を活かし、”脱どんぶり勘定”を目指す経営者様の補佐役として『株式会社アイユート』を設立し、事業に邁進する。
コンサルティングと原価プロにより、事務処理型の経理からの脱却・攻めのデータ・数値分析手法で経営改善を実現する。

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