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建設業の総務・経理に携わって、数十年… ”脱どんぶり勘定”を目指す経営者様の補佐役として事業で邁進中。日々の出来事や思いを綴ります。
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お客様のA社とB社のお話です。

規模や地区は違いますが、両社とも毎期黒字経営で40代の若手創業経営者です。業種も建設業と不動産業の兼業です。

両社長とも勉強熱心で、判断、決断が早い、又社員に対してのリーダーシップが素晴らしいと言う共通点が有ります。

違う点がタイトルの不動産の仕入れに対する考え方です。

A社の社長は自己資本の範囲で仕入⇒リフォーム⇒販売のサイクルを繰り返しています。無理の無い範囲で売れたら又次を仕入れる方法で、社長曰く万一売れ残っても自己資本の範囲で経営に影響を与えないから問題無いそんな考え方です。

B社の社長は、良好な決算書を背景に銀行からの積極的な融資スタンスを追い風に、自分の目を信じ価格的なメリット、販売面のメリットがあれば仕入れる形でやや過剰在庫の感も否めません。ただ会社の経営計画にある、毎期拡大して行く計画に邁進している感じです。

A社の社長には会社が伸びる機会損失の話をしながらも、自己資本比率が高い事の素晴らしさと、総資本とのバランス等、成長性の話し等ややアクセル側に廻る役割です。

B社の社長には何時もながら、銀行の潮目が変わる事でのリスク(自分の経験からもバブル崩壊後銀行の不動産融資に対する激変も体験)税引後の利益が増えても総資本がそれ以上に増え自己資本比率が高い水準にならない事等、ブレーキの役目です。

まだアクセルとブレーキの役割が充分発揮出来ていない事も有りますが、私の話を聞いて参考にして頂ける優秀な経営者のお手伝い出来る事に喜びを感じている今の仕事です。




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プロフィール
HN:
服部 正雄
性別:
男性
自己紹介:
長年にわたる建設業での総務・経理経験を活かし、”脱どんぶり勘定”を目指す経営者様の補佐役として『株式会社アイユート』を設立し、事業に邁進する。
コンサルティングと原価プロにより、事務処理型の経理からの脱却・攻めのデータ・数値分析手法で経営改善を実現する。

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