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建設業の総務・経理に携わって、数十年… ”脱どんぶり勘定”を目指す経営者様の補佐役として事業で邁進中。日々の出来事や思いを綴ります。
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東京都知事のお金に関係する話がニュースになっています。

その中で正月の家族旅行の費用が自費では無く問題になっているようですが

大昔の話ですが、ある会社の税務調査の時に同じように、家族旅行を会社の接待費に計上していた会社を思い出しました。

その社長の言い訳が今回の都知事の言い訳と同じく旅行先で関係者(妻や子供)で経営の会議を実施と言っていました。

全く同じ事だと思います。

問題は税金から支払される公金の使用なのか

株主も同じ中小企業の会社の金かの違いです。会社の場合は交際費が経費とならず、会社の所得が増えて税金の支払が追加、更に社長個人の役員賞与とされて個人の所得税等も増える。

つまり拙い事をすれば会社と個人と2重に税金が掛かる訳です。
でも社員が勝手に同じ事をすれば、横領になるのでは?

都知事の場合は処理の間違いで返金すれば済むのでしょうか?
公金の観点から、やはり社員と同じく横領罪の話ではないかと思う。

でも個人事業主や中小企業の社長さんは、多いか少ないかは別にして、殆どの方が会社の金を個人的な支出に費やしている実態があります。

此処で言いたい事は、会社の金を個人的に使う事の是非を申し上げたいのではなく、会社の金も自分の金も責任をとるのは自分と言う考え方から、税務署にばれなければOKの考えに賛同ですが世の社長に申し上げたい事は三つです。

一つは言っている事とやっている事の矛盾が無いように、会社の金を私事に使用する社長は、余り声を大きくして、経営理念等に社員の幸せや分配が一番等と言わない方が良いと思う。

二つ目は赤字でもこの考えが抜けきらない社長がいる事、経費節減等社員を含めた関係者に痛い思いをさせておいて自分に甘い社長、自分の力量や努力が足りないから赤字になっている訳だから、会社が厳しい時は真っ先に自分の経費を削る覚悟が必要

そして最後に自分の給料から支払うべき経費を会社の経費している事が出来る事に感謝の気持ちを持ち、いざ会社がピンチの時に自分が出せるお金の蓄積に努める事。
そうすれば自分の為に会社が支払った経費が何時か会社の為に自分が出せるお金に替えて自分が負担する。
そのお金が多くあれば会社は潰れない。

中小企業の社長様、どんどん儲けて会社のお金を使うときは三つの考えを思い出して頂ければ幸いです。




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プロフィール
HN:
服部 正雄
性別:
男性
自己紹介:
長年にわたる建設業での総務・経理経験を活かし、”脱どんぶり勘定”を目指す経営者様の補佐役として『株式会社アイユート』を設立し、事業に邁進する。
コンサルティングと原価プロにより、事務処理型の経理からの脱却・攻めのデータ・数値分析手法で経営改善を実現する。

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