建設業の総務・経理に携わって、数十年…
”脱どんぶり勘定”を目指す経営者様の補佐役として事業で邁進中。日々の出来事や思いを綴ります。
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建設業の、損益分岐点売上の話をさせて頂きます。
損益分岐点売上=固定費÷[1ー(変動費÷売上高)]と公式があります。
仮に限界利益率(工事の直接原価÷売上高)つまり粗利益率仮に20%とします
固定費が2億とします。上記の公式にあてはめると損益分岐点売上高は10億となります。
しかし2つ、建設業の場合には分り難くなってしまう問題があります。
1つは決算書の構成です
完成工事原価報告書の記載が、監督さんの給与や土場の家賃、ダンプのリース料等工事の金額に関係なく掛かる経費が含まれる事です。
つまり固定費的な経費が原価に決算書上表記される事です。
更に比較論で言うと税理士さんによって例えば監督さんの給与が原価に入ったり販売管理費に入ったりしていますので、決算書の取扱が一定ではない事も問題です。
もう1つの問題点は工事毎の粗利益率がバラバラで、卸売業のようにほぼ一定ではない事です。
儲かる工事が多い年度と赤字工事が発生した年度では同じ売上高でも粗利益率が5%位変動する事もあります。
従って、損益分岐点売上を把握して売上高目標から利益計画を立案するのではなく
まず目標利益を決め、利益額+固定費(販売管理費+原価に計上されているが固定費分)=限界利益額=売上高ー変動原価(工事毎の粗利益の合計)
この工事毎の売上高と粗利益額を、工事の部門分類毎やお客様分類毎や担当者毎等で目標設定を決めてその金額を毎月チェツクして行く方法を推奨しています。
粗利益率20%~25%位の、建設業においては
売上高の増額や固定費の削減よりも、大事なポイントとして、粗利益率の向上を努力要点に取組むべしと私の経験から申し上げれます。
その仕組み作りのお手伝いをさせて頂く仕事が出来る事に感謝します!
損益分岐点売上=固定費÷[1ー(変動費÷売上高)]と公式があります。
仮に限界利益率(工事の直接原価÷売上高)つまり粗利益率仮に20%とします
固定費が2億とします。上記の公式にあてはめると損益分岐点売上高は10億となります。
しかし2つ、建設業の場合には分り難くなってしまう問題があります。
1つは決算書の構成です
完成工事原価報告書の記載が、監督さんの給与や土場の家賃、ダンプのリース料等工事の金額に関係なく掛かる経費が含まれる事です。
つまり固定費的な経費が原価に決算書上表記される事です。
更に比較論で言うと税理士さんによって例えば監督さんの給与が原価に入ったり販売管理費に入ったりしていますので、決算書の取扱が一定ではない事も問題です。
もう1つの問題点は工事毎の粗利益率がバラバラで、卸売業のようにほぼ一定ではない事です。
儲かる工事が多い年度と赤字工事が発生した年度では同じ売上高でも粗利益率が5%位変動する事もあります。
従って、損益分岐点売上を把握して売上高目標から利益計画を立案するのではなく
まず目標利益を決め、利益額+固定費(販売管理費+原価に計上されているが固定費分)=限界利益額=売上高ー変動原価(工事毎の粗利益の合計)
この工事毎の売上高と粗利益額を、工事の部門分類毎やお客様分類毎や担当者毎等で目標設定を決めてその金額を毎月チェツクして行く方法を推奨しています。
粗利益率20%~25%位の、建設業においては
売上高の増額や固定費の削減よりも、大事なポイントとして、粗利益率の向上を努力要点に取組むべしと私の経験から申し上げれます。
その仕組み作りのお手伝いをさせて頂く仕事が出来る事に感謝します!
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プロフィール
HN:
服部 正雄
性別:
男性
自己紹介:
長年にわたる建設業での総務・経理経験を活かし、”脱どんぶり勘定”を目指す経営者様の補佐役として『株式会社アイユート』を設立し、事業に邁進する。
コンサルティングと原価プロにより、事務処理型の経理からの脱却・攻めのデータ・数値分析手法で経営改善を実現する。
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