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建設業の総務・経理に携わって、数十年… ”脱どんぶり勘定”を目指す経営者様の補佐役として事業で邁進中。日々の出来事や思いを綴ります。
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職務分掌とは、昔、勤務時代に手がけた事がありますが、殆どの中小建設業では規定がありません。

人事労務用語辞典には「職務分掌」とは、組織においてそれぞれの職務が果たすべき責任(職責)や職責を果たす上で必要な権限(職権)を明確にする為に、職務ごとの役割を整理・配分する事です。多くの企業では・組織では個別の部門・部署や役職、あるいは特定の担当者について、それぞれの仕事の内容や権限・責任の範囲等を定義し明文化しています。この文章を「職務分掌規定」「職務分掌表」と呼びます。

と記載されていました。

多くの会社で規定が無いと思います。規定をきちんと作りましょうと申し上げている訳ではありません。

例えば工事の一部を外注先に依頼した時に、図面を渡したり材料、工程等を打合せが必要な筈です。だから工事に不具合があったり、工期が遅れたりすれば、外注先の責任が明確で、内容によっては弁償等損害の責任も外注先が持つ場合もあるのです。

社内においては、部長職や課長職又は取締役と呼ばれている方々が、仕事上の問題を起こしたり、部下の問題等に対して、自分はどうすべきか?よく分っていない方を見かけます。

何が申し上げたいかと言うと、社長が役職者等に抜擢した時に名刺の肩書だけを変えるのではなく何の担当責任があるか?どういう事を責任を持ってやって欲しいか?

等よく説明していないケースが多くみられる、特に中小建設業では、管理職も自分の現場も持ちながら部下の現場もみる、選手兼任の場合が多い訳です。自分の現場が忙しい事を理由に管理職としての役割を果たしていない事が多い。

社長が進んでこの部分を取組、幹部に期待する事、やって欲しい事等積極的に話すべきだと思う。


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プロフィール
HN:
服部 正雄
性別:
男性
自己紹介:
長年にわたる建設業での総務・経理経験を活かし、”脱どんぶり勘定”を目指す経営者様の補佐役として『株式会社アイユート』を設立し、事業に邁進する。
コンサルティングと原価プロにより、事務処理型の経理からの脱却・攻めのデータ・数値分析手法で経営改善を実現する。

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