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建設業の総務・経理に携わって、数十年… ”脱どんぶり勘定”を目指す経営者様の補佐役として事業で邁進中。日々の出来事や思いを綴ります。
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2年前からお手伝いさせて頂いている、土木70%、建築30%で、年商5億円のA社に税務調査が入った。

税理士さんのテリトリーで直接弊社が申告を担当している訳ではないが、決算書作成時に営業利益や、工事原価、販売管理費の区分アドバイスなど側面から綺麗な決算書作りを指導していたので、気になっていた。

多分調査の理由を推定すると、前々期より売上が30%下がったのに、利益は上がった為で疑問を持たれたのでは?と思う。

粗利益アップの改善成果が大きく出た結果で、私としては良い仕事が出来た先であった。結果について、社長夫人から電話があり、売上、原価には問題なし、きちんと処理できて褒められたそうです。

修正点は2つあり、一つはガソリン代の支払いで、軽油もレギュラーも合わせて、燃料費として一括して課税仕入の処理、つまり軽油に含まれる軽油税にも仮払消費税を計上していたので、3期分修正だそうです。

二つ目は資材置き場の借地の地代が、不課税取引に該当する土地の借用なのに、課税仕入として、仮払消費税を計上していた。

この2点の修正で2日間の調査が終わったようだが、2点とも税理士の確認。調査等の不足ではないかと思う。
税理士さんしっかりお願い致します。
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中小企業診断士の先生のセミナーで、心に残った言葉“儲けの仕組み”を作りましょうと言われた。

ずっと考えていたら、別の営業系セミナーで、事例発表が有り、古本屋さんの成功ビジネスとしてダスキン商法のパクリで、在庫の溜まった古い漫画を、歯医者さん、ラブホテルなどにレンタルで、入替える商法で業績アップの話です。

空室率が漫画が有ると減るので、ホテルの売上アップに貢献とか。

これが先生の言っている仕組み作りか?一旦契約成立すれば、漫画本を送るだけ、戻った漫画本を綺麗にして、別のお客様へ送るだけ、しかもアルバイトの作業で、眠っていた、在庫が活かされて繰り返し活躍する。
素晴らしい商法だと思う。

ビジネスチャンスはどこに有るか分りませんが、他業種のやり方、売り方などを、異業種交流会などで積極的に情報のアンテナを伸ばしそれを自分の仕事とどう結び付けるか?考えるきっかけを頂いた話だった。

新しいクライアントの打合せで、顧問税理士の先生と面談、その会社の決算書を拝見すると、材料費が原価、外注費他現場の経費、職人さんの給与、全て一般販売管理費に入っている。未成工事支出金の勘定科目も無い。

先生に質問未成工事支出金の計上がありませんが?又会社の仕事の内容から、決算翌月の完成工事は前月にかなり仕事が進んでいないと、出来ないので、計上が無いと税務調査で棚卸資産の未計上に該当しませんか?

先生の答え、私は会社から出された資料を基に、税務申告をしている訳で、会社資料に無いので、計上しなかった。との事、税務会計が私の仕事で、会社の資料が、順次正しくなればと思っています。経営管理アドバイスは入っていません。

会社社長、経理担当(奥様)が決算内容が分らない。
こんな税理士先生任せで銀行にも経営状況の報告も出来ないはず。
最悪の状況で経営をされていた訳です。

私としては、まずクライアントにやりがいの有る仕事をさせて頂けそうで感謝!
成果が出そうな先で非常に楽しみです。
年商6億位の土木、建築共施工するクライアントでの決算時の調整打合せの話です。税理士さんから決算時に未成工事支出金に加算する間接配賦額の計算式の説明があってびっくり!した報告です。

材料仕入、外注費、社内労務費以外の経費の率(10%)を、未成工事支出金の残高X10%(経費率)=配賦金
と計算された。前期の未成工事支出金の残高が4,000万(配賦額400万)今期の未成工事が多く支出金の残が2億円(配賦金2,000万)つまり差額の1,600万が未成工事支出金に加算され(つまり原価が下がる為)粗利益が上がる。

計算式の乱暴さにびっくり!した。目的は工事原価の支出の内全部が今期の経費ではなく、ケース毎によるが、一定額は未成工事にも含まれるであろうと推定する一定の計算した額を今期の経費ではなく仕掛工事に加算しなさいと言うことで、税理士さん、会社ごとに異なった計算をされている。(計上の無い会社もあるが、本来税務署的にはまずい)

でも最終的に本来の利益から1,600万も変わってしまう事は疑問です。(逆に来期未成工事支出金が4,000万になれば、決算調整で1,600万の原価が加算される訳ですごい変動要因を持つ事になる)

継続性の原則もあるので、変更出来るかどうかは分らないが、来期迄には社長に良く理解して頂き本来の実態に合った方法を考えたいと思う。(税務的リスクも考え)
ある友人から誘われた異業種交流組織の発足パーティに朝6時45分から参加させて頂いた。7時開始なのに既に名刺交換が始まっていた。テーブルや椅子が足りない程の盛況ぶりだ。主催者の話では、100人の予定が144人の参加となったそうだ。

1業種1社の加入で、ビジネスを増やす為にお互いに紹介をする事で、新規顧客の開拓に繋げるそうだ。入会するにも審査があり、欠席もまずい会で真面目に取り組む形でないと参加出来ない仕組みが考えてある。会の参加もビジネスのアポと同じ考えで、素晴らしいと思う。反面参加すると大変(仕事に大変は当たり前)と言われそうな会だった。

主催者のやる気、参加者の熱気は良く伝わった。9時30分迄の充実した時間を過ごさせて頂いた。感謝!

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プロフィール
HN:
服部 正雄
性別:
男性
自己紹介:
長年にわたる建設業での総務・経理経験を活かし、”脱どんぶり勘定”を目指す経営者様の補佐役として『株式会社アイユート』を設立し、事業に邁進する。
コンサルティングと原価プロにより、事務処理型の経理からの脱却・攻めのデータ・数値分析手法で経営改善を実現する。

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