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所長の友人から(経営者ではない)社外秘の、経営成績のエクセルのシートを見せられビックリ!
ビックリしたのは2点
①ガソリンは儲からない。1Lの粗利益が10円程度と非常に低い(粗利益率7%程度)軽自動車で給油が30Lの場合、窓拭いてレジ打って、300円の粗利益しかない。だからオイルとか、洗浄液とか洗車とかの粗利益確保が重要。(競合関係もあり、高く売る事も難しい、仕入れもメーカー系列で交渉も難しい)
②ガソリン、ハイオク、軽油、灯油、洗車、用品売上等の売上数量、金額、粗利益額迄びっしり分析したシートが作成、又粗利益から固定費、人件費、他経費毎の金額、加えて本社経費(分担金)合計を引いて、月毎のスタンド利益がきちんと管理されている。(6件程度のスタンドを経営している会社で各スタンド毎の粗利益を公開する事で各所長の責任者としての明確な数値管理が実行)
でも赤字のスタンドが多く全社的には経営が厳しい状況のようだ。(私のアドバイスは、粗利益の高い商品を探す。給油時にお客様が欲しくなる、必要な用品の仕入れ開発的な事で固定費を上げずに粗利益が上がる事の重要性をお話した。(人件費以外の固定費は下げようがなさそうです)
経営者でもない、社員が此処まで、部署の数値管理が出来ている、素晴らしい事(でも儲からない業界)
お客様の建設業の社長さんに見せてやりたい資料であった。でもしっかり数値管理が出来て、分析して戦略を立てれば伸びしろが大きい建設業しっかりサポートして行きたい思いを改めて確認させて頂いた資料だった。
一つ目は『してむらう幸せ』赤ちゃんがお腹が空いたと泣くとお母さんがおっぱいを飲ませてくれる幸せ。
二つ目は『自分で出来るようになった幸せ』一人で自転車に乗れるようになった幸せ。
三つ目は『人にしてあげる幸せ』人がして欲しい事をしてあげると喜ばれます。相手の喜ぶ事をして相手の喜びを我が喜びとする。それこそが最高の幸せだと言います。
お客様が喜ぶ仕事をしてお客様に喜んで頂ける。仕事をする中でそんな瞬間に出会える、こんな幸せな仕事をこれからも続けていけたら、我が人生の幸せかな!
年商5億円の専門工事業の会社の社長さんの話を紹介します。
2代目の社長で先代の一時期には現在の年商の3倍位の時期もあったが、事業を引継ぐ頃には、厳しい経営状況であり、先代が亡くなり事業を継承した。
継承後経営改善に努め現在年商5億円、経常利益5千万、経常利益率10%の会社に減収増益のモデルパターンのような会社をご紹介します。
経営改善の具体的な内容をご紹介します。
①経営計画書の作成
社長が自信を持って言われたことは、ゴルフをするときに素振りをせずに、打ちますか?経営計画が無いのはそれに等しい事ではないか?と言っています。
②人の言うことをよく聞く
税理士やコンサルタント等専門家の話をよく聞いて、良い事は直ぐ実践する。
③固定費の圧縮(具体的方法論)
従来多くの、重機等を持ち、重機を貸与して、専属の常用の外注職人が多くいた。売上が3分の1になっても改善しなかった為、大きな赤字要因になっている事に気が付き改善。
過剰な設備を処分、減価償却費他の固定費を圧縮(その他、駐車場、役員の車、報酬等を圧縮)
④顧客の変換(利益率の大幅な向上)
ゼネコン、ハウスメーカー等の下請け比率(利益率の低い仕事)を減らし、元請(ユーザー直接受注)を増加させる営業努力(不動産業、裁判所の物件等から情報を取得して営業活動に活かす)
赤字で苦しむ社長さんに参考にしてほしい話をご紹介しました。勇気を持って、血を流しても、何か具体的に動く事(自信がないから専門家の意見を聞く)そんな実践から経営改善を実行しなければ、悩み苦しんでいても、利益は生まれません。
お話されたのは、50歳位の生保レディだった。彼女は明るく勉強熱心で世話好き。この交流会の幹事も彼女であった。
それは余談として神買いとはスーパー等で並んでいる商品の中で、賞味期限の永い奥の棚から商品をとる事はせず、手前から取り買い物籠に入れる買い物の事だそうだ。
私も牛乳を買う時いつも後ろの1日賞味期限の長い方を取ると反省。
彼女もどこかでこの話を聞いて、職場で話をして皆さんが実践。職場の月間成績が上がったとか、又お肉など翌日に消費予定の買い物をする時は、“ごめんなさい”と心の中でつぶやいてから、奥の棚の商品を籠に入れるそうだ。
彼女は生保の営業でありながら、営業は最近した事がないとか、紹介のお話ばかりで仕事が成り立っているとか好調のようだ。
神買いの実践で、神様が応援しているのか?彼女の人徳なのか、別にして目に見えない部分の心の持ち方って大事な事だと学ばせて頂いた。
手前みそですが、脱どんぶり勘定!が出来、計数管理、目標管理の成果で増収増益になり役割責任を果たし充実感イッパイです。
でも2社の決算書を比べてみると、同じ課目名、同じ内容でも、A社では役員借入金が流動負債、B社では固定負債で処理。内容は会社の資金繰りが詰まった時に代表者から借入して、返済がしていない同じ条件です。
又A社では保証協会の保証料、パソコンの管理ソフトが繰延資産で処理(違う!)B社では同じく長期前払費用(投資等)、無形固定資産で処理。と大きく違う他にも保険積立金がA社は当座資産、B社は投資等、違いがまだまだ多くあるが、
言える事は
①中小建設業の決算書の財務分析は基が税理士さんによってバラバラな為正確性や指標にあてはめるのは疑問
②経営者は良い税理士さんかどうか、見抜く力が経営者に必要(会社で分る人がいない、税理士さんが最悪、経営迄税理士さんに相談のパターンは最悪です)
ランチェスターで有名な河辺先生の著者に、社長さん!税理士の言うとおりにしていたら、会社つぶれますよ!という名著があるが、全く同感です。多くの中小経営者は参考にして自らが経営について考えてほしい。大手公認会計士の先生のセミナーで聞いた話ですが、財務諸表が分り、経営アドバイスが出来る税理士は30%しかいないとの先生のお話実感として感じています。
中小建設業の社長!経営を学びましょう!それが社長の仕事だから。
30%の優秀な税理士先生には大変失礼な内容、お赦し下さい。又優秀な経営者が増え、税理士の選別が自由に出来る社会になれば、先生方のビジネスチャンスも大きく拡がると思います。
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コンサルティングと原価プロにより、事務処理型の経理からの脱却・攻めのデータ・数値分析手法で経営改善を実現する。