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建設業の総務・経理に携わって、数十年… ”脱どんぶり勘定”を目指す経営者様の補佐役として事業で邁進中。日々の出来事や思いを綴ります。
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2年くらい前からお仕事をさせて頂いている専門工事の会社様に税務調査が入った。私は税理士では無いので、立会権はありませんが、税理士さんから、調査がスムーズに進む為に同席を依頼され、税務署も了解その会社の社長からもお願いされて、2日間お付き合いさせて頂いた。

税理士さんの税務署職員に対しての対応で2つ今迄と違う事があった。

①税務署員が、会社の資料のコピーを次々に要求(当たり前の事と思っていた)に対し、コピーの用紙を準備するように税務署員に話された。(必要なものだけコピーさせる、コピー量の減少)午後からコピー用紙を税務署員が持参された。

②グレーな部分(完成計上の時期がいくつかあった)税務署員の論理では期ずれ(翌期の売上計上が調査の期の売上に修正)になりそうな話であった。こちらの説明では納得されない水掛け論に陥った。税務署員に対して完成時期が調査期であった事をそちらがお客様へ訪問して確認、証明する義務がある旨告げた。

今迄も勤務時代も含めてグレーな話は沢山あったが、事の善し悪しではなく、原則的な話に立ち戻ってはっきり痛快にお話頂いた。(お客様へ行くのかなあ?税務署の主張を証明するような資料があるのかなあ?)

税務調査の時に寝ている先生、税務署の言うことをはいはいと答え会社に修正申告を勧める税理士も見てきたが、会社の顧問として、経営者の代理で税務書類を作成した責任感等合わせてこうあるべき税理士の姿を見た気がする。

結論、税理士は絶対同じではなく、依頼側(会社側)が先生の区別をつけれる能力も必要です。
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専門工事のお客様で7月決算の結果、売上は微増だが、経常利益は大幅な増加の良い結果が出た、大変嬉しい限りです。

理由は
① 粗利益率の改善
①-1 粗利益の薄い元請先の原価の見直しと削減努力
①-2 粗利益の薄い工事の受注制限(受注しない事も含めて)
①-3 粗利益の厚い元請先への営業攻勢による受注の増加
①-4 毎月の資料等、経営数値を社員に共有、結果社員の粗利益に対する意識変化

② 固定費の圧縮
②-1 重機等の資産の圧縮(有れば便利程度の重機等の売却)
②-2 役員報酬の減額
②-3 販売管理費も含めた経費の見直しによる削減

結果大幅な増収が出来た。40代前半の若い社長、今年度の目標は前年より更に売上、粗利益共増加の目標を立案

社長この見込みだと、税金が〇千万必要になりますよ。役員報酬を戻された方が賢明ですよ(アドバイス申し上げた)社長の答えが素晴らしい!

会社に利益を蓄積する事が大事な事で今は会社に力をつける事が最優先の事項で、自分の事は後です。

こんな社長1年後にも素晴らしい結果が出るように、しっかりサポートしていきたいと思っています。


今回上記のタイトルにてセミナーをさせて頂きます。

主催・会場
株式会社ミロク情報サービス
中部圏支社 10Fセミナールーム
名古屋市中区錦3-4-6 桜通大津第一生命ビル10F
お問い合わせ・申込
TEL 052-955-3690 セミナー開催事務局 加藤様

今迄お世話させて頂いたお客様の改善事例を交えて粗利益改善が如何に重要な事かお話します。

サラリーマン時代に下請会社の応援に入った職人さんの労災事故があり(特別加入未)元請の総務担当として苦労した経験と悲惨な状況を知るものとして

今回、労災保険特別加入について書きます。

経営者、個人事業主等は労災事故の時に国の手厚い保護である労災保険の適用を受ける事は出来ません。(労働者災害補償保険)労働者ではない為です。別途特別加入の必要があります。

顧客先で労働安全に触れる事もあるのですが、大手ゼネコンのように、きちんと特別加入の有無を書面で確認していればよいのですが、小規模な建設会社では中々徹底しておりません。

又一次の1人親方は加入していても、臨時に応援で現場に入る二次下請の親方の確認迄出来ているところは殆どありません。

未加入理由は私なりに考えると、保険加入すれば、お金がかかる事、手続きしないと加入できない(面倒)事事故さえ起きなければ必要ない(自分が注意すれば)等々の事があると思います。

でも何時事故が起きるか分りません、自分が注意しても防げない事もあります。自分の身は自分で守るが原則です。現場に入る者の責務として特別加入の推進、今後とも関係する所では推し進めたいと思います。



あるセミナーで判断と決断の違いをお聞きしました。

判断は頭で考える事、決断は実行させる事とのお話でした。

どんなに良い話を聞いても、どんなに優秀なコンサルタントにアドバイスを受けても実行が出来なければ成果は出ません。

私のお客様で成果が大きく出ている会社は、会社で決まった事は当たり前のように実行されて行く会社です。

又決まった事を変える時は、報告、連絡、が全員に行き渡ります。

良いと思ったらすぐ実行!トップに必要な力が実行力です。
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プロフィール
HN:
服部 正雄
性別:
男性
自己紹介:
長年にわたる建設業での総務・経理経験を活かし、”脱どんぶり勘定”を目指す経営者様の補佐役として『株式会社アイユート』を設立し、事業に邁進する。
コンサルティングと原価プロにより、事務処理型の経理からの脱却・攻めのデータ・数値分析手法で経営改善を実現する。

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