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建設業の総務・経理に携わって、数十年… ”脱どんぶり勘定”を目指す経営者様の補佐役として事業で邁進中。日々の出来事や思いを綴ります。
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先日母親の生活保護受給の件で、次長課長の河本氏が記者会見。たまたまテレビを見ていて思った事を書きます。

この件が取り上げられ、良心の呵責に苦しむ者。嫌な思いを思い出す人がいると思う。私の知人でも同じようなパターンの方が2名いる。二人とも老婆で生活弱者である。

老婆の兄弟で1人は、役所から援助のお尋ねがきて、年金暮らしでそんなに余裕の無い中、月額1万円を援助、もう1人の兄弟はお金持ちではあるが、援助出来ませんと回答。援助出来ないと回答した兄弟は援助すれば、役所からの支給額が減らされ、本人の手取りが減る。だから援助せずに、会ったときに、お小遣いとしてあげれば本人もその分実質的に増えるので、その方法をとる。と堂々と話す。

身内の一面から見れば正しいような気もしたが、役所の観点から見れば間違いである事もはっきりしている。

もう一人の知り合いの老婆は、娘の旦那が一流企業の管理職で年収も多いはず。でも今回の河本氏と同じ事をしている。老婆の立場、娘の気持ち、複雑な思いが想定される。又受給時に福祉の党を標榜する市会議員の後押しもあり受給の手続きがスムーズに行った話も聞いた。当然後で某宗教に入信していた。

良い悪いの話でなく、この国の制度、役所と政治家の関係、国の財政状況、等の役所側の問題。

使う人の心の持ち方、考え方等の個人差と対応能力の違い等受ける側の問題。

でも実質的に通常の方では、生計を別にしていると、親子は別かもしれないが、兄弟の間での扶養義務あると言われても兄弟の間の今迄の付き合い方、成り立ち等個人差が大きく一律に扶養義務があると言われても難しいと思う。

隠れていた問題であるが、有名人の騒動の話をきっかけに、良い方向に向いて行けば良いと思う。

皆の国です。良い国になるよう願うばかりです。

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お客様の社長が、税理士法人主催のセミナーに参加。後日営業担当者が来社ディスカント金額の顧問料の提示、契約のプロセスを経て税理士事務所を変わった。

珍しいのは税理士法人で、営業専任者がいた事。そして活発な営業活動、閉鎖的な業界に積極営業で風穴をあける。
競争の少ないところに新風を巻起す事は良い事であると思うが、問題は品質です。

品質と価格の関係が経営者が分っていない事が問題で、税理士さんは皆同じではないのだが・・・・・・・・・

私からみて、税理士事務所の違いで、決算書の作り方も大きく違い、税金の金額も違い、最大の違いは税務調査の対応が全然違う。

良い先生と、そうではない先生で大きく違い、会社の重要な部分であるが経営者が見極める力もなく、今回の社長とは別の話で、酷い先生でも、会社は変わらない事も多く見られる。

今回の話は営業時に営業担当のセールストークで一杯のやります。出来ます等の具体的な会社側の期待感と実際に訪問する職員とのギャップが大きく感じられたようでこの社長も3カ月で又税理士事務所を変える事になった。

申し上げたいのは、品質、価格の比較材料が経営者に無い事、又経営者自身が良い先生か見分けられるような知識や情報を持っていない事。でも経営上重要なポジションを占めている訳です。

経営者は税理士さんの実力を見極める事が必要、又良い品質の良いサービスを提供出来る税理士事務所が今後も伸び続け、そうではない税理士事務所が衰退するような、普通の業界のようになる事が良い社会になると思う。

この社長に言いました。社長、3ケ月の税理士事務所の報酬は無駄使いをした事実は残ったが、社長の授業料と考えて下さい。


木工事が得意の年商4億円のA建設さんでのちょっと良いお話です!

A建設さんは業歴も古く、現在2代目の社長様です。店舗、新築住宅、リフォーム工事等木工事が得意な会社でメインは一般ユーザーではあるが、大手ゼネコンからも木工事の下請仕事を選別して受注している。

つまりどこでも出来るような予算の厳しい仕事ではなく、A建設の技術力、施工力が必要な仕事だけを受ける為、平均利益率30%位頂く事が出来ている。

お客様の大手ゼネコンがビルを建築中、近隣との間で、問題が発生、対策として近隣住宅の補修工事が必要となった。
A建設さんは厳しい見積りを出す事もなく、かかった費用に利益をのせて請求出来る仕事。
どんどんと仕事が膨れ上がって、新築住宅を建てる位の売上になった。

理由を担当者に尋ねてみると、大手ゼネコンの部長から、自社の下請けを入れて問題が又出たら二次クレームで大変になるので、A建設さんに全てお願いするように指示されているとのお話だった。

元請様お施主様の厚い信頼を頂ける仕事が出来る事が如何に重要であるか大切な事を学ばせて頂いた。
私のお客様で専門工事業年商5億円の会社です。世間では厳しいと言われている業種ですが、本年の決算で法人化して10期目ですが、最高の決算数字が出そうで如何に節税するか、羨ましい限りのご相談を頂いております。

何故ここ1~2年業績がアップしたのか秘訣についていろいろ考えられますが、1番大きな理由は元請の会社から工事を下請として頂く訳ですが、追加金額を強く意識して全員が仕事をするようになりました。

勿論交渉の段階では大変なご苦労もあると思いますが、当初の打合せ、見積りに無い仕事を依頼された分について、全て別の工事番号を作り支出管理を必ず別に分けてする。そして元請会社に交渉する。
頂けない場合でも元請先に幾らの貸しがあると、担当者、社長が知り、次に繋げるような交渉をしております。

社長以下全員が知らず知らずの内に利益に対する意識が向上しているのではと思います。

このような、支出管理を別に管理して幾ら損をしたか明確に計数管理が出来る仕組みを作った事が正解であったと思います。

このように経営者が成り行き経営から、改善意欲をまず持つ事から経営改善がスタートします。
年商10億円位の土木工事の会社の決算書を拝見、勘定科目の買掛金の中に、ガソリン代の未払や文房具の未払、更に飲み屋の未払、給与の未払全て買掛金一括処理、ご面倒なのか原因は別としても違和感がありました。

建設業では工事未払金(材料、外注費、設計費等工事原価に関する未払)で処理します。又ガソリン代、文房具等の販売管理費の関する未払を未払費用、代表者に対する未払の金利、賃借料等の未払を未払金と3つに分けるように昔経理を習ったときに税理士さんから習った事を実践してきましたが最近尊敬する税理士さんのブログにそれについての記載があり勉強する機会を得たので紹介させて頂きます。

買掛金は会社の営業取引上発生した債務を処理する科目。簡単にいうと、商品や材料を掛けで仕入れた場合に使用します。一般的には買掛金の相手勘定は仕入や外注費の売上原価項目になります。
未払金は会社の営業取引以外の取引で発生した債務を処理する科目。(買掛金以外の債務)一般的には未払金の相手科目は販売管理費等の科目です。

未払費用は一定の契約に従い、継続して役務の提供を受ける場合、既に提供された役務に対して未だその対価の支払いが終わらないものを指します。決算の時等に使用する経過勘定と言われるものです。

未払金と未払費用は似ている為混同しがちです。大きく異なるのは債務が確定しているかどうかです。例えば3月末の決算の会社で、給与の締め日は25日支給日は4月10日だとします。この場合3月25日迄の分は債務が確定しているので未払金、3月26日から31日迄の分は役務の提供は受けているが、債務が確定するのは、4月25日なので、決算では債務が確定していないので未払費用になります。

目からうろこのようなご説明のブログで勉強させていただきました。ほとんどの会社の決算書では未払金と未払費用正しく理解されていないと思いますが、飲み屋のつけを買掛金はやめてほしいと思います。

皆様の会社ではどのように処理されていますか?一度ご確認頂くと更に見聞が広くなると思います。
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プロフィール
HN:
服部 正雄
性別:
男性
自己紹介:
長年にわたる建設業での総務・経理経験を活かし、”脱どんぶり勘定”を目指す経営者様の補佐役として『株式会社アイユート』を設立し、事業に邁進する。
コンサルティングと原価プロにより、事務処理型の経理からの脱却・攻めのデータ・数値分析手法で経営改善を実現する。

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