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建設業の総務・経理に携わって、数十年… ”脱どんぶり勘定”を目指す経営者様の補佐役として事業で邁進中。日々の出来事や思いを綴ります。
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インフルエンザの患者数が急増とかの新聞記事が目に入ります。

お客様の事務所でも狭い事務所に多くの職員さんが見えて、職場環境がインフルエンザの感染と言う点では好ましくない会社もあります。

又事務職員さんに妊婦の方が見えたり大変神経質に対応しなければ拙い事があります。

私は毎年継続して予防接種を受けています。お陰様でうがい手洗い等も注意しながら、なるべくマスクをして仕事をさせて頂いております。

そんなインフルエンザに大変忙しい時期に多くの職員さんが罹り現場の工期が間にあわないとか、監督さんが家から電話やメールで対応していても現場には行けない等支障が大きく発生します。

年商5億円のお客様の社長の数年前からの対策です。

予防接種のお金を会社の福利厚生の一環で支払うと宣言したが、面倒なのか実施率が100%にならない

ならば、毎年の健康診断を11月上旬に実施して、予防接種の注射もその時に実施するようにされました。余程理由のある方以外は多くの社員が実施しています。

社長曰く、続けて休まれたり仕事に穴が開くのが一番困る。

それでも今年のA型B型の問題はありますが、とにかく皆が罹らないようにするにはこの対策が功を奏しています。



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弊社はこの度創立10周年を迎えました。

そして私の書いた “小さな建設業の脱!どんぶり勘定” が発行されました。

ホームページ上でも書籍のご紹介はさせて頂いています。この所ホームページの閲覧数が増加して嬉しい限りです。

先日、創業10周年と出版記念のパーティを開催させて頂き多くのお客様にご参加頂きました。

その中で印象に残るお褒めの言葉を頂きました。

その方は、服部さん凄いね、

“スピーチされる方皆さんが、同じ事をお話頂く事です”
とお褒めの言葉を帰り際頂きました。


つまり10年間中小建設業は、脱!どんぶり勘定を図らなければ、利益の出る会社にはならない。
私の話が、○○の一つ覚えのように、創業以来言い続けている事だと思います。

同じ事を何度も、何度も、申し上げる事でお題目のような効果があったのか?

少しづつ、受入られる方が増えてきた事が10年事業が続けられ、出版させて戴く事に繋がったと思います。

又、出版社の方のご挨拶の中に、何故服部の本を出したかと言うと

『建設業界のお金の流れが素人の自分でもとてもわかりやすく書かれていた事が大きい、是非多くの人に読んでほしい』

そういって頂けた事を励みに今後も、少しでも中小建設業からどんぶり勘定を無くすお仕事を続けて頑張りたいと思います。






ある商工会議所主催の創業塾で先輩起業家として自分の起業体験をお話する機会を頂いた。

圧倒的に女性の比率が高く女性の活躍促進で社会の活性化を図る世の中を予感させるものであった。

質問を頂く時間の中で、ついついお節介な質問を私の方から受講生にしてしまった。自分の娘と同年代の若いママさんで熱心な質問もされていた方でした。

その質問が
①なんで起業したいのか?
②ご家族の協力体制は?
つまり動機が一番重要と思う事又子育てしながらの起業は大変だと自分なりの解釈で質問したのですが、

突然泣かれてしまい・・・・・・・・

何か悪い事を言ってしまったか?ドギマギした瞬間でした。

私としては子育てをしながら更に起業しようと思うと大変な苦労をする事になるので・・・・・

老婆心から出た言葉であった訳ですが

起業の動機が強くないと!家族の協力がないと!自分が頑張ろうと思っても沢山の困難が待ち受けている訳でそこを乗り越えないと起業しても続かないと思う訳です。

公的機関の創業サポートをしている方のブログに書いてあったのですが、創業者の8割は1年以内に廃業つまり生き残るのは2割、更に10年後の生存率は5%と言われています。

創業塾参加の皆さんは勉強した結果、起業しない選択肢もある訳です。

勉強中の方にお節介を焼いてしまったか?
考えさせて頂いています。
マイナンバー制度が来年1月からいよいよ始まるようです。今後勉強会等に参加させて頂き学びたいと思っています。

政府によるマイナンバーの目的は『マイナンバーは行政を効率化し国民の利便性を高め公平・公正な社会を実現する社会基盤です』との事です。

私が現在お客様も含めて廻りで大変困ると思われる事が3つあります。

1つは会社は社会保険に加入していても、適用社員が全員加入していない(入りたくない社員も含めて)建設会社の事例です。
建設業の場合前から加入促進の措置として元請けに出す安全書類等に社会保険者の番号の記入や加入の有無を記入する欄等がありましたが、必ずしも適用社員全員を記入する訳ではないので、社会保険の調査等で発覚しなければ、社長や幹部だけが社会保険に加入、一般社員は未加入等の例も見受けられました。社保に加入すれば会社は社保の会社負担分(給与の約14%)が法定福利費として負担が増えます。30万の給与の社員が10名いれば年間約500万の負担増になります。又入りたくない理由のある社員さんも約14%給与から控除され手取りの給与が減ります。
元々加入義務があるのに入っていなかった点で考えれば当然ですが、今後の経費の増加は明らかで経営が大変になりそうです。

2つ目は優秀なパートさんで労働時間は短い為会社の社保には加入できないが、時給が高い事もあり年間130万以上の給与の方です。夫の会社の健康保険の扶養家族として入り又年金も第3号保険者として実質負担がなかった方の場合、自営業者と同じように、自分で国民保険に加入して厚生年金も第1号保険者になり個人の負担が大きく発生する訳です。

3つ目は会社に勤務しながら、会社に内緒で、休日等に他所でアルバイトをしたり、個人で紹介料等給与所得以外の所得があっても会社に分らないから大丈夫と考えてみえる方等マイナンバーを支払者が記入義務等がある為発覚してしまう訳です。

私の廻りの方の3つの事例は今後正しい方に是正される事になると思います(これが公平・公正という事?)

社保に未加入の会社はより稼ぐ努力をして、粗利益を増加させないと、社員さんに付随する経費がアップする事は避けられません。

又個人も手取り収入の減少や自身の負担増等も避けられません。心当たりのある社長さん、社員さんは、早急に対策が必要です。
土木業界で働く女性を表す『どぼじょ』の代わり、これからは『けんせつ小町』を使うと、業界団体の日本建設業連合会が以前に発表した。

建設業界では土木のほかに建築分野もあり、ここで働く女性に共通する愛称として今後は『けんせつ小町』を公式文章などで使うそうです。

建設業で働く女性は全体の3%で約10万人。国と日本建設業連合会は5年間で倍増の計画のようです。

お客様の社員20名程の専門工事の会社で、来月から2名の『けんせつ小町』が入社する予定です。高卒18歳と専門卒20歳で現場監督として採用したようです。

指導予定の先輩の30代現場監督さんにお話をお聞きした所不安が一杯の様子です。

まず重い物を持たせれない、現場作業では職人さんの手伝いで荷物を運ぶ事もある訳です。又運転免許は持っているものの社用車を運転させ事故でも起こしたらと思うと運転も当初はさせず、助手席で同行する所からのスタートです。

基本的に外の現場が中心で、夏は暑く、冬は寒く、大丈夫か?トイレも現場の仮設トイレで大丈夫だろうか?汗だくで着替える時の場所は?心配が尽きないようです。

おまけに直ぐ辞められでもしたら・・・・・本当に心配のご様子でした。

採用された社長さんは多分、職場の雰囲気を変える事、新卒が採用できる等期待や国の方針に沿った形で採用されたと思いますが

受入体制の事も社内でよく打合せして説明して納得させてから進まないと、この優しい先輩監督さんの胃が痛くなるような事態が起きなければいいがと思っています。

でも上手く戦力になって、何年か先に『けんせつ小町』の現場監督が期待通りの働きを見せて頂ける事も楽しみにしています。




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プロフィール
HN:
服部 正雄
性別:
男性
自己紹介:
長年にわたる建設業での総務・経理経験を活かし、”脱どんぶり勘定”を目指す経営者様の補佐役として『株式会社アイユート』を設立し、事業に邁進する。
コンサルティングと原価プロにより、事務処理型の経理からの脱却・攻めのデータ・数値分析手法で経営改善を実現する。

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